リモート アクセス

リモート Web ワークプレースを使用する

リモート Web ワークプレースを使用すると、インターネットに接続できるコンピュータを使用して、任意の場所から Windows® Small Business Server ネットワークにリモート接続できるようになります。

電子メールを読む

オフィス内にいるときは、通常、Microsoft® Office Outlook®  2003 を使用して電子メールを確認します。移動中や自宅で作業しているときは、インターネットに接続するか、会社のネットワークに直接接続して、会社の電子メールをリモートで確認できます。Web ベース バージョンの Outlook 2003 である Outlook Web Access を開くには、Web ブラウザ (Microsoft Internet Explorer など) を使用します。

  注

Outlook Web Access で実行できる操作の一部を、次に示します。

会社のコンピュータに接続

会社のコンピュータのデスクトップに接続するには、このオプションを選択します。[コンピュータ名] の一覧からコンピュータを選択し、[接続] をクリックすると、会社のコンピュータに接続します。

リモート デスクトップ接続を使用すると、オフィス内にいる場合と同様に、会社のコンピュータへアクセスすることができます。ただし、リモート接続のために使用しているコンピュータにデータを保存することはできません。

会社の共有アプリケーションを使う

アプリケーションを共有するように構成されているサーバーが Windows Small Business Server ネットワーク上に存在する場合は、[会社の共有アプリケーションを使う] をクリックすると、そのサーバーに接続して、共有アプリケーションにアクセスできます。通常は、多数のユーザーが社内で共有しているアプリケーションがこれに該当します (会社の業種に固有のビジネス アプリケーションなど)。

会社の内部 Web サイトを参照

Windows Small Business Server に付属する Windows SharePoint™ Services を使用すると、内部 Web サイトを利用することができ、同僚間で情報を共有することができます。SharePoint ベースのサイトには、共有ドキュメント ライブラリ、アナウンス、イベント、リスト、およびリンクが含まれています。

ドキュメント ライブラリ。ドキュメント ライブラリを使用すると、チーム内でコンテンツを共有したり確認するための共同作業環境を実現することができます。また、共有 FAX ライブラリでは、FAX (または拡張子が .tif のファイル) を参照することができます。

共有のアナウンス。[お知らせ] ページではニュースを投稿することができ、ホーム ページには最新のアナウンスを 5 件配置することができます。アナウンスの有効期限は、ホーム ページ上で設定できます。

共有の仕事。[仕事] ページでは、チーム メンバの責任を一覧表示し、進行状況を表示することができます。たとえば、同じプロジェクトの異なる部分を担当する 3 人のユーザーが、共通の目標に対する進行状況を相互に確認することができます。

オンラインでのドキュメントの検討。オンラインでのドキュメントの検討は、複数のユーザーが 1 つのドキュメントを検討する必要がある場合に便利です。確認者はそれぞれコメントを追加し、他のユーザーのコメントを参照することができます。作成者は、1 箇所に収集されたすべてのコメントを参照できるので、ドキュメントをより簡単に修正できるようになります。

ディスカッション。[ディスカッション] 領域は、会社のニュースグループとして使用します。ディスカッションは、優先順位の低い問題について、情報を共有したり、合意を得たりするのに適した方法です。

通知。ドキュメント ライブラリまたはリスト内で変更、追加、または削除が行われるたびに通知を受けることができます。

ユーザーは、次の場合に通知を受信するように設定することができます。

ユーザーは、通知の頻度を次のように設定できます。

調査。調査を作成して、ユーザーから情報を収集することができます。質問の内容と、ユーザーの回答方法を定義します。

カスタム リスト。あらかじめ定義されているリストがニーズに合わない場合は、カスタム リストを作成して、表示するコンテンツの列と種類を定義できます。

サーバーの使用状況レポートの表示

[監視の構成ウィザード] を実行済みの場合、使用状況レポートを参照するアクセス許可を持っているユーザーは、このリンクをクリックして、最新のサーバーの使用状況レポートを参照できます。

リモート コンピュータをネットワークに接続

ホーム コンピュータまたはラップトップ コンピュータに接続マネージャをインストールするには、このオプションを選択します。接続マネージャを使用すると、会社のネットワークへの接続プロセスが自動化されます。接続マネージャは、サポートされているすべてのバージョンの Microsoft Windows で使用でき、任意の種類の接続 (ダイヤルアップ モデム経由など) を使用できます。

現在使用しているコンピュータを Windows Small Business Server ネットワークに接続して、ファイルをダウンロードしたり、ファイルを共有したり、ネットワーク リソースにアクセスする必要がある場合は、接続マネージャをダウンロードします。


関連項目